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アイアンクラフトとは?

大きく分けて 「鍛造」と「鋳造」に分かれます。

「鍛造」とは、刀鍛冶などのように鉄を叩く事で形を作って行くものです。
鉄を加熱し、曲げ、ひねる、のばすなどして加工します。
昔はコークス(石炭)を焚いて、ハンマーなど人の手で叩いていましたが、今はバーナーの炉にいれて、鍛造機という機械で叩いて作ることが一般的です。
一般にロートアイアンともいわれ、結婚式場やレストランなどでフェンスや門扉などが作られています。ただ商業施設などでは海外から輸入した部品を溶接などで組み合わせて作った正確にいえばロートアイアン風というものが主流です。

「鋳造」とは、南部鉄器などのように、型を作ってそこに流し込む事で形をつくります。大量生産ものに向きます。
ロートアイアンというと鋳造にくらべて、加工の自由度が高く、ヨーロッパのフェンスなど割とクルクルしたデザインのイメージされる事が多いかと思いますが、鉄は近代においては建築物の構造体として使用される事が多くなりました。
今は、レーザー切断機や、溶接機など鉄の加工の工作機械の進歩が著しく、モダンなデザインの鉄のモノも増えています。
じんぱちは、鉄をあぶって、叩いて曲げるといった、ロートアイアンの加工に近い手作り感のあるモノが多かったのですが、近年では鉄のシャープな一面を表現した作品作りも増えています。
お客さんのイメージとしてはまだまだ鉄と言えば「ロートアイアン」というイメージが大きいかも知れません。

サビについて。

お客さんによくきかれる質問に、錆があります。
「鉄は錆びるんでしょう?」とよく言われますがどんな塗装をしても鉄はいずれは錆びます。
錆がどうしても、いやな場合はステンレスやアルミを使わなければいけませんが、ステンレスやアルミも腐食などもありますし、鉄に比べると高価で、ステンレスなどは固い素材なので、加工の自由度も低くなります。
錆びにくい仕上げとして、溶融亜鉛メッキ仕上げがあります。
亜鉛メッキのプールにドボンとつけて皮膜を作るよく言われる「どぶつけメッキ」です。ただ、かなり温度の高いドロッとした亜鉛の液体につけるので垂れたり、繊細なものはひずみが出たりと、注意が必要です。
また、メッキの上の塗装がのりにくいという一面もあります。
じんぱちでは錆び止めの上に仕上げ塗りをしています。モノがおかれる環境でだいぶ錆の具合は違うのですが、3年から5年ぐらいは大丈夫だと思います。
黄色く錆びがでてきたりする前に塗装が飛んだような感じになるので、そのぐらいで上塗りをすれば錆てぼろぼろになる事はあまりないと思います。またそれが風合いになっていい、というお客さんも増えてきました。
しかし、ぼろぼろになって倒れては困るので門扉やフェンスなどの柱には肉厚のパイプを使うようにしています。